正常な脊髄とは、S字にカーブしているものです。そして、運動機能や体を支えています。この正常なS字カーブが歪んでしむと、体を支えられなくなったり、体を動かすのに無理が出てきたりします。そして、いろいろな場所に負荷がかかってきて、障害が出てくることが考えられます。
原因としては、日常生活における姿勢の悪さや、動作などがあります。また、妊娠、肥満、腹筋の衰えなど、体の正しいバランスが、正常に取れなくなり、S時カーブが反り過ぎの状態になった場合、腰に負担がかかることになります。脊椎の湾曲は、維持するようにすることが最も大切な治療法であり、また同時に予防法でもあります。
現在、人間が行っている二足歩行は、腰椎の構造上、実は向いていないようです。座ったり、中腰になったり、運転したりなどの姿勢も、向いていないようです。
しかし、現代の人の仕事においては、日々、デスクワーク、パソコンワークなどのため、座りっぱなしの状態が多いため、腰への負担もかなり大きいと言えます。そのため、S字カーブの維持は、到底出来ないくらいの悪影響を及ぼしていると言えるでしょう。
従って、日々の生活における、座り方や歩き方を見直すということだけでも、大きな効果が期待できます。
上記のような日常生活スタイルや姿勢でいると、骨格や筋肉に障害が起こり、腰痛を引き起こす原因になります。
○骨格は、骨や椎間板の変形などの異常や、変形変形性脊椎症、腰椎分離症状、椎間板ヘルニアなどに影響しています。
○無理な姿勢や動作から起こる筋肉疲労、負担は、レントゲンでも異常が見られない腰椎症などです。
○血行不良からくる腰痛は、下着のしめつけや、肥満による血管の圧迫などで起こります。
○不用意に起こる激痛は、重いものを持とうとしたりするときに発症します。筋肉繊維の断裂や、腰骨の関節、靭帯の捻挫等も原因になります。
椎間板ヘルニアの多くは、数カ月のうちに縮小したり消失するということをご存知でしょうか。病状が椎間板ヘルニアと診断された場合に「もしかしたら歩けなくなるのではないか?」、また「一生この痛みが続いてしまうのではないか?」というように、悲観的な考えが浮かんでしまった方も少なくないでしょう。潰れてしまった椎間板自体が完全に回復するのは難しいそうです。
しかし、椎間板ヘルニアといわれている椎間板が飛び出したり膨れたりする状態の多くは、数カ月から半年の内に治癒してしまう事の方が多いと言われています。何をもって完治したとするかという点でみると、個人によって捉え方や希望が違ってきますが、悲観的にならないようにしましょう。ただし、症状によっては緊急に手術が必要な場合もあります。
そのような点も含めて、信頼のおける医師の判断を仰いでどのように治療して行くかを、自分自身で真剣に考えてゆかねばなrなあいえしょう。椎間板ヘルニアの詳しいメカニズムは、今だに不明なところが多いようなのですが、多くが一般的に良性のようです。そして3ヶ月で60%の人に、痛みが自然に改善したと見られるとの報告がされています。