腰痛を防ぐには腰痛体操を日々、続けることが大切です。いくつか運動の方法をご紹介したいと思います。
◆お尻の上げ下ろし運動
お尻の筋肉と背筋を鍛える運動です。
1.まず仰向けに寝て両膝を軽く立てます。手は横に開いてから床につけます。
2.そして息を吐きながら、お尻と背中を持ち上げます。このときは10センチ程度持ち上げます。
3.そのまま5秒間、その状態を保ちます。初めておこなう場合は2秒くらいからにしましょう。この時も、お尻の筋肉と背筋を意識しながら行うようにしましょう。
4.その後にゆっくりとお尻と背中を床におろしていきます。
◆片足上げ運動
1.まず仰向けに寝て両足を伸ばします。このときに手は頭の後ろで組みます。
2.膝を伸ばしたまま片方の足をゆっくりと持ち上げておろします。
3.2の運動を左右で20回程度繰り返します。
◆膝かかえ運動
お尻と背中の筋肉のストレッチです。
1.まず仰向けに寝て両足を伸ばします。
2.片方の足を両手でかかえていきます。
3.息を吐きながら、膝を胸のあたりまで引き寄せていきます。
4.3の動作を10回くらい繰り返します。
5.もう片方の足も同じように行います。
◆腰ひねり伸ばし運動
腰とお尻、腹部の筋肉のストレッチです。
1.まず仰向けに寝て、持ち上げる方の足の逆の手で膝の外側を持ちます。
2.そして息を吐きながら、添えた手の方向の床に足をたおしていきます。
3.そのままの状態で10秒くらい保ちます。
4.左右の足を交互に2と3の動作を繰り返します。この動作は10回程度おこないます。
運動は無理をせずにおこなって、「腰痛予防」に役立てるようにしましょう。
椎間板ヘルニアの治療の保存療法についてご紹介します。椎間板ヘルニアは保存療法で80%~90%の割合で症状が改善されるといわれています。整形外科での治療においては、緊急に手術が必要な場合を除いて次のような、保存療法から始まることがほとんどです。椎間板ヘルニアの治療 「急性期における保存療法」です。
消炎・鎮痛剤や筋弛緩剤を内服して除痛を図っていきながらコルセットなどで固定をして安静をとります。それと同時に、痛みのコントロールとしてブロック注射を行っていく場合も多いです。整形外科などでコルセット等の装具を作らなかった場合には、日常生活のサポートをするといった面でみても市販の腰痛ベルトがひとつあれば助かります。
椎間板ヘルニアの治療の「急性期を過ぎた後の保存療法」は温熱療法や低周波治療、ストレッチの指導がおこなわれます。椎間板ヘルニアの治療において、その多くはこれら保存療法で改善される場合が多いといわれていますが、急性期が過ぎたとしても症状が残存している場合は、牽引療法を行って様子を見ることになります。