腰痛の原因と治療法についてご紹介したいと思います。腰がギクッとなる急性腰痛症になったかたも意外と多いのではないでしょうか。起床してから洗面をする時に腰をかがめる動作などで、ギクッと腰に痛みが走ることもありますので注意したほうがよいでしょう。
急性腰痛症と呼ばれるものは、「ギックリ腰」とも呼ばれており何気ない動作がきっかけとなって起こる腰痛のことです。ひどいときには、痛みのため自力では動くことができないこともあります。
たとえば腰を痛めるきっかけは朝、顔を洗おうとして前かがみになった時に痛めたり、荷物を持ち上げようとした時に痛めたり、後ろに振り向こうとして、体をひねった時に腰を痛めたりと
ふとした動作から腰がギクッして、腰椎を支える組織が損傷してしまうことがあります。その痛みは突然起こるのですが、実は長い間の腰への負担が根底にあります。ふとした動作が腰痛の引き金となることがけっこう多いようです。
急性腰痛症の治療法は、なるべく身体を横するようにして腰の筋肉を使わないような状態にします。寝るときは、痛みのやわらぐ姿勢で寝ます。痛みのある部分は、だいたい8分から10分ていど冷却します。冷却してから約10分くらいはずして再び冷却を3セットから4セットくらいおこないます。
急性腰痛の場合は、痛みの強いことが多いようです。けれども痛めた組織が回復することによって自然と楽になっていきます。だいたい痛みは数日から2週間前くらい目安のようですが、痛みがつらい場合や、回復を早めるためには早めに専門家に診てもらったほうがよいでしょう。痛みが減っていくと、ついつい普通に動いてしまいがちですが、治っていく過程で無理をすることは禁物です。
椎間板ヘルニアの治療の保存療法についてご紹介します。椎間板ヘルニアは保存療法で80%~90%の割合で症状が改善されるといわれています。整形外科での治療においては、緊急に手術が必要な場合を除いて次のような、保存療法から始まることがほとんどです。椎間板ヘルニアの治療 「急性期における保存療法」です。
消炎・鎮痛剤や筋弛緩剤を内服して除痛を図っていきながらコルセットなどで固定をして安静をとります。それと同時に、痛みのコントロールとしてブロック注射を行っていく場合も多いです。整形外科などでコルセット等の装具を作らなかった場合には、日常生活のサポートをするといった面でみても市販の腰痛ベルトがひとつあれば助かります。
椎間板ヘルニアの治療の「急性期を過ぎた後の保存療法」は温熱療法や低周波治療、ストレッチの指導がおこなわれます。椎間板ヘルニアの治療において、その多くはこれら保存療法で改善される場合が多いといわれていますが、急性期が過ぎたとしても症状が残存している場合は、牽引療法を行って様子を見ることになります。