椎間板とはどのようなものなのでしょうか。腰痛などの病気で椎間板ヘルニアという病名を聞いたことがあるかたも少なくはないと思います。背骨はどのような構成でなりたっているのでしょうか。人間の背骨は、24個の骨で構成されています。そして、椎骨と椎骨の間には、クッションの役割をはたす「椎間板」と、よばれる一種の軟骨が存在しています。
さらに、椎間板は、繊維輪(周辺の硬い部分)と、髄核(中心部分)で、構成されています。少しわかりづらいという方は、「どら焼き」と「お饅頭」を、想像してみて下さい。どら焼きには、上下に皮が有り、その間にアンコが有りますよね。どら焼きの皮が「骨(椎骨)」でアンコが「椎間板」ということになります。
さらに、椎間板をお饅頭で例えると?お饅頭の皮が「繊維輪」でアンコが「髄核」と、なります。椎間板ヘルニアとは 繊維輪(周辺の硬い部分)に亀裂が生じてしまい、髄核(中心部分)が繊維輪を破って飛び出し(膨れて)しまうことなのです。これを、椎間板ヘルニアと言います。飛び出してしまった(膨れた)椎間板が、神経などを圧迫することによって激しい痛みや痺れなどの症状を引き起こしてしまいます。
椎間板ヘルニアの治療の保存療法についてご紹介します。椎間板ヘルニアは保存療法で80%~90%の割合で症状が改善されるといわれています。整形外科での治療においては、緊急に手術が必要な場合を除いて次のような、保存療法から始まることがほとんどです。椎間板ヘルニアの治療 「急性期における保存療法」です。
消炎・鎮痛剤や筋弛緩剤を内服して除痛を図っていきながらコルセットなどで固定をして安静をとります。それと同時に、痛みのコントロールとしてブロック注射を行っていく場合も多いです。整形外科などでコルセット等の装具を作らなかった場合には、日常生活のサポートをするといった面でみても市販の腰痛ベルトがひとつあれば助かります。
椎間板ヘルニアの治療の「急性期を過ぎた後の保存療法」は温熱療法や低周波治療、ストレッチの指導がおこなわれます。椎間板ヘルニアの治療において、その多くはこれら保存療法で改善される場合が多いといわれていますが、急性期が過ぎたとしても症状が残存している場合は、牽引療法を行って様子を見ることになります。