椎間板ヘルニアの原因には様々なものがあります。椎間板ヘルニアの原因として、次のものがよく挙げられます。たとえば日常生活での動作が引きがねとなる、椎間板の老化、骨の老化、「姿勢の悪さ」からくる背骨の歪みなおです。椎間板ヘルニアの原因で「日常生活での動作が引きがねとなるもの」には中腰で重い物を持ったり運んだりした場合やゴルフやテニスの素振りなどで腰を強くひねったり長時間の座り仕事や運転などがあげられます。
これらに共通していえる事は、背骨に負担をかけるという点です。これらの動作を繰り返したりすることが、椎間板ヘルニアの原因となることがあります。次に「椎間板の老化」については椎間板は20歳を過ぎた頃から、だんだんと弾力性が欠けてゆくと言われています。これが進行することによてちょっとした動作による衝撃や圧迫に耐えられず、髄核が突出しやすくなります。
こうなってうると先述した「日常生活での動作が引き金」となり、椎間板ヘルニアが引き起こされる原因となってしまいます。「骨の老化」については加齢によるものもありますが、偏食によるカルシウム不足が、骨粗鬆症や骨の変形を引き起こしてしまい、ちょっとした衝撃で骨が欠けてしまって椎間板を潰してしまうケースもあります。「姿勢の悪さからくる背骨・骨盤の歪み、ズレ」については悪い姿勢で偏った動作をくり返すと、背骨や骨盤がズレやすくなってしまいます。骨盤がズレて傾いてしまうと背骨(腰椎)も傾くことになってしまいます。
椎間板ヘルニアの治療の保存療法についてご紹介します。椎間板ヘルニアは保存療法で80%~90%の割合で症状が改善されるといわれています。整形外科での治療においては、緊急に手術が必要な場合を除いて次のような、保存療法から始まることがほとんどです。椎間板ヘルニアの治療 「急性期における保存療法」です。
消炎・鎮痛剤や筋弛緩剤を内服して除痛を図っていきながらコルセットなどで固定をして安静をとります。それと同時に、痛みのコントロールとしてブロック注射を行っていく場合も多いです。整形外科などでコルセット等の装具を作らなかった場合には、日常生活のサポートをするといった面でみても市販の腰痛ベルトがひとつあれば助かります。
椎間板ヘルニアの治療の「急性期を過ぎた後の保存療法」は温熱療法や低周波治療、ストレッチの指導がおこなわれます。椎間板ヘルニアの治療において、その多くはこれら保存療法で改善される場合が多いといわれていますが、急性期が過ぎたとしても症状が残存している場合は、牽引療法を行って様子を見ることになります。