女性に多い病気線維筋痛症2

線維筋痛症は、女性に多い病気ですが、はっきりとした自覚症状があるのにもかかわらずその原因はよくわかっていないようです。

 

病院で、レントゲンや血液検査、MRIなどの検査wおこなって調べても、異常が見られずに診断が遅れてしまうこともあるようです。

 

線維筋痛症は、更年期障害や自律神経失調症の症状とも似ている部分があります。そのため鑑別も難しいと言われています。

 

線維筋痛症はの診断については、アメリカリウマチ学会の診断基準をもとにしており、全身にある「圧すと痛むポイントの18箇所」を圧してみて11箇所以上に痛みがあった場合や、全身の広い範囲に長期間(3ヶ月以上)の痛みが続いているかどうか、などが挙げられます。

 

線維筋痛症の症状と似た疾患を除外する検査も必要になりますので、線維筋痛症と診断されるまでに結構時間がかかるそうです。

 

線維筋痛症は、中高年世代の女性に多くみられる症状です。以前から自律神経失調の傾向がみられる人が、線維筋痛症の発症につながりやすいという見方もあります。

 

線維筋痛症になってしまうきっかけとして、心身のストレスや外傷が関与しているとも言われています。そのため悩みなどをため込みやすかったり、頑張りすぎるという人は、心身をリラックスできる方法を見つけておくと良いみたいです。

 

心身に疲労がたまっていたり、ストレスをもっているなど、自分自身で気がつかないケースも多いそうです。気づかぬうちにいつのまにか体の力が抜けない状態になっているかもしれません。

 

疲れを感じなかったり、特に気持ちが落ち込んだりしなくても常に自分にとって居心地の良い環境をつくったり、安らげる時間をつくってのんびりと過ごしましょう。