慢性腰痛とリハビリ不足

慢性腰痛患者さんの多くが、何回か急性腰痛をおこした後に慢性化を起こしているそうです。それはひとえに傷害後のリハビリテーション不足によるものだと考えられます。他の部位にくらべてみると腰部は、立てなくなるといった恐怖からか傷害後にかばってしまい運動不足になる傾向があります。このことが慢性化を引き起こす原因だと考えられています。

 

急性腰痛の炎症期が終了した後は、なるべく早期からの運動療法による機能回復が必要だといわれています。肩こりと同じように腰部の筋・筋膜痛症候群なども慢性疼痛の原因となってしまいます。その場合には、痛みは臀部まで広がることもあります。その他にも慢性腰痛には肩こりと同じように心因性のものも多くあります。うつ病や抑うつ傾向にある人によく現れてしまいます。

 

たとえば心配事や、不安におもっていること、そして怒りの感情を抑圧することによって交感神経が起因とする循環不全が起きることが原因であるという理論もあります。これはTMS理論というものでTMS理論の詳細は書籍などからも確認することができます。インターネットの楽天ブックスなどでも購入することができます。サーノ博士のヒーリング・バックペイン腰痛・肩こりの原因と治療などです。