慢性関節リウマチ(RA)によっておこる関節の変性も進行性の腰痛を起こてしまうことがありますが、専門医の指導による運動療法をおこなえば関節機能の低下はある程度は防ぐことができます。変性は加齢などによる腰痛です。年齢を重ねるとともに椎間板の水分が、だんだんと失われていき、厚みが少なくなり、関節に遊びができてしまいます。
そのため不安定になってしまいます。それを補償する為に変形が起こるとされています。しかし、変形の度合いが大きいときや場所によっては痛みが起きてしまいます。また、外力による損傷部位については変性が早くから始まってしまい若年でも起こることがあります。痛みの特徴としては、朝起きる時に痛みが強くなってしまい、しばらく動かしていると痛みがなくなってきます。
また、同じような姿勢を長時間しているとその後に動かす時に痛みが起こるといった機能不全による腰痛と同じような痛みが出てしまいます。他にも神経症状を伴う腰痛などもあります。おしりから太もも、すねやふくらはぎなどの部分に痛みやしびれがあるような場合には、椎間板損傷や脊柱管狭窄症による、坐骨神経痛が疑われることがあります。
椎間板ヘルニアの治療の保存療法についてご紹介します。椎間板ヘルニアは保存療法で80%~90%の割合で症状が改善されるといわれています。整形外科での治療においては、緊急に手術が必要な場合を除いて次のような、保存療法から始まることがほとんどです。椎間板ヘルニアの治療 「急性期における保存療法」です。
消炎・鎮痛剤や筋弛緩剤を内服して除痛を図っていきながらコルセットなどで固定をして安静をとります。それと同時に、痛みのコントロールとしてブロック注射を行っていく場合も多いです。整形外科などでコルセット等の装具を作らなかった場合には、日常生活のサポートをするといった面でみても市販の腰痛ベルトがひとつあれば助かります。
椎間板ヘルニアの治療の「急性期を過ぎた後の保存療法」は温熱療法や低周波治療、ストレッチの指導がおこなわれます。椎間板ヘルニアの治療において、その多くはこれら保存療法で改善される場合が多いといわれていますが、急性期が過ぎたとしても症状が残存している場合は、牽引療法を行って様子を見ることになります。