「背中」にあたる部分は、肩こりや腰痛などの影響を受けやすくて気がつくと筋肉がカチコチに硬くなってしまい張っていることがありますよね。1本の背骨を首の部分(頚椎)、背中の部分(胸椎)、腰の部分(腰椎)に分けてみましょう。背中の部分の構造は首や腰にくらべて異なるものになりますよね。背中の部分は内臓が収まるように後方への生理的なカーブがあります。首や腰のカーブは前方へのカーブといえます。また肋骨があることによって安定性もあります。
しかし、その一方で背中にあるたくさんの筋肉や関節の機能をみてみると肩こりや腰痛に伴う筋肉のアンバランスな部分や姿勢の変化による影響を受けやすいといった面もあります。肋骨と背骨との連結している部分にも負担がかかることもありますのでそうなってくるとただ呼吸をするだけで痛みが走ることがあります。筋肉が過度に緊張してしまうことや筋繊維の微細な断裂の可能性が懸念されてしまうのです。
たとえば、どのような時に背中がギクっと痛くなってしまうのでしょうか?ぎっくり背中の状態になってしまうとちょっとした動作や咳やくしゃみなどの衝撃で痛みがはしることがあります。その痛みは胸部に響くこともあるのです。ぎっくり背中というネーミングからみてみるとぎっくり腰のように、ふとした拍子に突然として襲う痛みであることがわかりますよね。肩こりや腰痛で頚部・腰部を支えている筋肉のアンバランスや機能が低下していること、そして疲労の蓄積などに起因するような場合があります。そのような身体の不調を自覚していたとしても、また普段はこりは感じないというように自覚が無い人であっても背中に激痛が走ることもあるのです。
椎間板ヘルニアの治療の保存療法についてご紹介します。椎間板ヘルニアは保存療法で80%~90%の割合で症状が改善されるといわれています。整形外科での治療においては、緊急に手術が必要な場合を除いて次のような、保存療法から始まることがほとんどです。椎間板ヘルニアの治療 「急性期における保存療法」です。
消炎・鎮痛剤や筋弛緩剤を内服して除痛を図っていきながらコルセットなどで固定をして安静をとります。それと同時に、痛みのコントロールとしてブロック注射を行っていく場合も多いです。整形外科などでコルセット等の装具を作らなかった場合には、日常生活のサポートをするといった面でみても市販の腰痛ベルトがひとつあれば助かります。
椎間板ヘルニアの治療の「急性期を過ぎた後の保存療法」は温熱療法や低周波治療、ストレッチの指導がおこなわれます。椎間板ヘルニアの治療において、その多くはこれら保存療法で改善される場合が多いといわれていますが、急性期が過ぎたとしても症状が残存している場合は、牽引療法を行って様子を見ることになります。